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恐竜の国での冒険 ![]() ユニコーン(一角獣)と一緒に恐竜の国へ。 冒険を通じて、さまざまな恐竜たちについて学びます。 主人公のフルネーム、ニックネーム、年齢、 住んでいる町の名前、3名までのお友だちの名前、 贈り主の名前と本をプレゼントする日、 メッセージが入ります。 |
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ゆうくん きょうりゅうのくにをいく あなたにおくる おはなしえほん
ジョーゼフ・フィッタント作 |
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たしろ ゆうじ さま これは あなたのために なつやすみになったら またあそびにおいで 2005年4月23日 やまがたのおじいちゃんより |
| ゆうくんは 5さい。 ふとんのなかで、ねがえりをうって ゆっくりとめをあけました。でも、すぐに めをつぶりました。 「まさか! ユニコーンのはずがない!」 ゆうくんは いま みたものが しんじられなかったのです。 もういちど おそるおそる めをあけてみました。 そのどうぶつは やっぱりいました。 「おはよう、ゆうくん。きょうは きみの ねがいごとをきくために ここに やってきたんだよ」 ユニコーンは ささやきました。 「・・・・・・えーっと、 ・・・・・・そうだ! きょうりゅうのこと、もっと しりたいんだけど・・・・・・」 ゆうくんは こたえました。 |
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「そんなことなら、まかせといて! これから、きょうりゅうのくにへ つれていってあげるよ。よういは いい? さぁ、しっかりつかまって!」 ゆうくんをのせた ユニコーンは、 おおぞらに とびたちました。 |
| ゆうくんと ユニコーンが ついたのは、うつくしい みずうみの ほとりです。 とってもおおきなアパトサウルスが、 「やぁ」と こえをかけてきました。 「ぼくのからだは、バスよりおおきいでしょ。 すきなたべものは、みどりの はっぱなんだ」 ゆうくんが なまえをきくと 「ないんだ」 きょうりゅうは かなしそうに こたえました。 「じゃ、なまえをつけてあげる。 ミスター・ビック ってどう?」 |
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「ねえ、みて! あのやま、ひをふいている!」 ゆうくんは、 みずうみのむこうを ゆびさしました。 「ああ、あれは かざんだよ。 まわりをみてごらん。 きょうりゅうのくにには かざんや ぬまや ジャングルが、あちこちにあるんだよ」 「ほんと、すごくあついね」 ゆうくんが いいました。 |
| そこへ、ステゴザウルスが あらわれました。 「みて! せなかのキザキザ!」 ゆうくんはさけびました。 「あれは ほねのいたで できているんだ。 ステゴザウルスは あのギザギザで じぶんのみを まもったり、 あそこから たいようのねつをとりいれて からだを あたたかくするのさ」 ユニコーンが おしえてくれました。 |
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ゆうくん と ユニコーンは、 うすぐらいジャングルへ はいっていきました。 かわったかたちのむしや、 いろいろなきょうりゅうが たくさんいました。 あるきまわっていると、とおくから ビシャビシャと おおきなおとが きこえてきました。 「あんなに おおきなおとを たてているのは だれだろう?」 ゆうくんは つきとめたくなりました。 |
| そんなに とおくないところで、 ティエラノサウルスに であいました。 この きょうりゅうは はが おおきくて、 がんじょうなうしろあしで たっていました。 ふといしっぽが からだのささえに なっています。 「あんなに おおきなおとを たてていたのは、 きみだったの! ちょっとうるさかったから、 ノイジィーっていうなまえを つけてあげる!」と、ゆうくんは いいました。 「いま こんなことをしているなんて、 けいとくんや、しんごくんや、けんすけくんに しんじてもらえるかなぁ・・・・・・」 ゆうくんは おもいました。 |
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きがつくと ユニコーンが ないていました。 「どうしたの?」 ゆうくんが ききました。 「きょうりゅうたちには なまえをつけてあげたのに、 ぼくには つけてくれないんだもん」 ユニコーンは しょんぼりしています。 「ごめん、ごめん。 そうだ エーリエルなんて どう?」 ゆうくんが いうと 「いいね!」 ユニコーンが にっこりわらいました。 |
| とつぜん、ねことおなじくらいの おおきさの コンプソグネイサスが ゆうくんたちの よこを かけぬけながら さけびました。 「ぼくに ついてきて! いいもの みせてあげる」 「はやくはしれるから、 ライトニングって よんでもいいかい?」 と 、ゆうくんは いいながら エーリエルと いっしょに すごいスピードで ライトニングのあとを おっていきました。 |
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やすみなく どんどん はしっていくと、 ごつごつした いわが そそりたっていました。 ライトニングが がけのうえのすを みせてくれました。 なかには テルーダクティルスのこどもが 3びき いました。 「だれの こども なのかなぁ?」 ゆうくんは おもいました。 |
| 「わたしだよ」 と いうこえが、そらから きこえてテルーダクティルスが すがたを あらわしました。 ゆうくんは そらをとべるトガゲが いるなんて おもっても みませんでした。 「デッキーという なまえにきめた!」と、 ゆうくんは おもいました。 デッキーが すに おりてきました。 エーリエルが デッキーと なにか はなしを しています。 |
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エーリエルが ゆうくんに 「そろそろ いえに かえるじかんだよ」 と、 いいました。 ゆうくん、エーリエル そして デルーダクティルスは きょうりゅうのくにを みおろしながら、うつくしいみずうみまで まいもどってきました。 「なにが あるんだろう?」 きょうりゅうたちが テープやふうせんで きしべをかざりつけています。 「なにが はじまるの?」 ゆうくんが きいても、 エーリエルは こたえてくれません。 |
| ちじょうに おりたつと、 ペントセレープスが あいさつに やってきました。 ゆうくんが すばやく かぞえると、 ペントセレープスのあたまには つのが 5ほん。 「なまえは ペンティーだ!」 ゆうくんは きめました。 「わたしと いっしょに きてください。 あなたを びっくりさせることが あるんです。」 ペンティーは いいました。 |
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きょうりゅうたちが おおきなケーキを とりかこんで います。 「だれのケーキなの?」 「ゆうくん、きみのだよ!」 きょうりゅうたちが こえをそろえて いいました。 エーリエルと きょうりゅうたちは、 ゆうくんが いえに かえるじかんになったことを しっていたのです。 だから みんなはゆうくんに じぶんたちのくにで すごした きょうのことを おぼえていてほしくて パーティーを することにしたのでした。 |
| パーティーが おわると ティエラノサウルスのノイジーが いいました。 「ゆうくん ざんねんだけど もう じゆうがおかに かえるじかんだよ」 ゆうくんは、まだかえりたくありません。 でも、けいとくんや、しんごくんや、 けんすけくんが しんぱいするし、 みんなに きょうりゅうの くにでの ぼうけんをはなしたくて たまりませんでした。 |
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ゆうくんを いえまで おくってくれたエーリエルが、いいました。 「きみと いっしょで ぼくも たのしかったよ」 ゆうくんの へやに もらったケーキが ひとつと、 ともだちになったきょうりゅうたちの サインのはいった カードが ありました。 「このケーキを けいとくんや、しんごくんくんや、 けんすけくんと いっしょに たべて、 この ぼうけんの はなしをするね。 さようなら。エーリエル。 ぼくの ねがいを きいてくれて ほんとうに ありがとう」 |
ゆうくんが ユニコーンにあったら おねがいしたいこと |